2022 1205 Citroen C3 Aircross SUV HDi2回目の試乗
月曜は油壺でコーミングのサンディングをしていたら雨が降り出したので早めにランチ。C3 Aircrossでいくつか気になっているが前回の試乗では印象に残っていない点がある。シトロエンの担当セールスに電話をしたら、午後に試乗できるというので緑区のシトロエンディーラーに向かった。
まずサイドミラーの外側での全幅を測ってもらった。196cm程でT-Crossとほぼ同様で、これは合格。ボンネットの裏には吸音材が貼られていた。もしかしたらガソリンモデルはないのかもしれない。次いでタッチパネルの操作をチェック。気になるのはオーディオとACだが、これも画面左のオーディオとA/Cのアイコンをタッチすればそれぞれの画面に移り操作できる。専用のハードウェアSW・レバー等のようにブラインドタッチはできないが、Golf VIIIよりは操作しやすい。
右前の視野は印象としてはT-Crossよりいい気がする。サイドウインドー先端の固定の三角窓とミラーの間から見えるからか。1枚目の写真は真正面を向き顔の前で撮った。
こちらはT-Cross。同様に真正面を撮ったつもりだが、AピラーがC3より手前にあるように見えるが運転していて差は感じなかった。Aピラーとサイドミラーがかなり視野を妨げているように感じる。
一部の試乗ビデオで触れられていたATのギクシャクは、シフトダウンで感じられたが、T-Crossの3->2減速時のショックに比べると気にならない。またゼロ発信はアクセルワークを気にすることなく(まあまあ)スムーズに出られる。ATは一般道ではほとんど4速止まりだが、忙しい感じは強くは感じなかったし、ATは総合的にはT-Crossよりも好ましい。マンホールへの反応もT-Crossよりはソフトだ。
保土ヶ谷バイパスを走っていてロードノイズはやはり大きいと感じた。一般道でもロードノイズとエンジンノイズは聞こえているので、高速で急に大きくなるという感はむしろない。しかし、ウインカーの音がほとんど聞こえなくなっていたので、かなりの音量と言えそうだ。レーンチェンジの後2回ほどウインカー音が聞こえず、メーターパネルのインジケーターで戻っていないことを確認した。保土ヶ谷バイパスはほとんどの区間で路面はかなり荒れている。ところどころ滑らかな区間があったが、そこへ行くと急に静かになったことは、通常路面でのロードノイズの大きさを裏付けた。橋等にある路面のつなぎ目のショックはT-Crossよりかなり抑えられていると感じた。乗り心地は一般道でも高速でもT-Crossを上回ると言えるが、静かさでかなり差をつけられる。ちなみに一般道に降りるとウインカーは大きめの音で聞こえた。日英の試乗記で指摘されていた風切り音・ウインドノイズは気づかなかった。
2002年から2012年まで乗っていたGolf IVは基本的には快適な車だった。だが、ロードノイズが路面によっては大きくがっかりしたことを覚えている。東名で御殿場を目指していたときに大井松田の先でだったか、路面が変わり急にロードノイズが盛大に聞こえて驚いたのを鮮明に覚えている。その経験があったのでタイヤを交換した時もロードノイズが小さいことを基準にYokohama DNAdBを選んだ。それによりしばらくはかなり改善された。
試乗したC3 Aircrossは夏用の16インチタイヤを履いていたが、サンルーフ付きのShaine Packは17インチのマッド&スノーを履くので、ロードノイズの点では不利だ。ロードノイズが第1、アダプティブではないオートクルーズが第2の理由で、現時点でC3 Aircrossへの乗り換えはやめておこう。高速利用は特に多い方ではないが、西湘バイパスも静かな道ではないし、年に何回かは200キロ以上高速を走る機会があり、その度にやはりうるさいなと感じるとその車への熱は冷める。
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