2023 0317 CORPUS CHRISTIメンテ(コーミングゲルコート補修#14)
コックピット内部にしろコーミングとデッキの接合部にしろ、平面の接合部は半径が約20mmの曲面になっている。ランダムオービタルサンダーにスポンジパッドを付けたり、ベルトサンダーを使って削ったが仕上げまではもう一歩だ。
今週ロイヤルホームセンターでこういう時に使えそうなドリルと共に使うたいこ型サンダーバフを見つけた。最も荒目でも#120相当だったが、試してみようと買った。半径は30mm。昨日はこれが役に立つかと、ほかにもいい手がないかYBSに相談しようと油壺へ。もう少し径が小さいとピッタリくるし、#120相当だから研磨力はそれほど強力ではなかった。丸棒に#40~#60のサンドペーパーを巻いてサンディングする方が速いかもしれないが、3平面の接合部などには使えそうだ。念のため予備のバッテリーを2個持っていったが、上の写真の2辺を終えるかどうかで最初のバッテリーは弱ってきた。こういう用途には10.6V1.5Aは非力だ。サンダーバフが大活躍するなら5千円前後で買えるACドリルを買ってもいいかと思ったが、そこまでは思えなかった。昨日は時間がなかったのでテストだけで切り上げた。YBSに聞いてみたが彼らはこういう場合、手でサンディングするとのことだった。部品の根本などでランダムサンダーが使いにくい時、ディスクサンダーやマルチツールは有効ではないかと聞いたがどちらも使わないとのことだった。また少々面倒でも部品を外してサンディングするとのことだった。また、ディスクサンダーは深く削れてしまいやすいので使わないそうで、マルチツールは耐久性を信頼していないようだった。
私はマルチツールは2つの点で関心を持っている。一つはコーナーのサンディングで、使っているランダムアクションのコーナーサンダーより細かい作業に向いていそうだ。ただそれほど強力ではなさそうだ。パッドに弾力性があるので平面から曲面に変化するところでも使えるだろう。二つ目はスクレーパーとしてだ。今回の塗装後に紫外線で劣化したコックピットのクッションマットは張り替えるつもりだ。裏面は粘着剤がついていたが参考にしたBlack Birdで剥がれかけていたのを知り、接着剤で貼り付けたのが今となっては失敗だった。剥がれるよりも紫外線で劣化する方が速かった。このマットを剥がすのにスクレーパーとしてもマルチツールが役立つと期待している。昨日は普通のスクレーパーでちょっと剥がしてみた。かなりの大仕事だ。接着剤を完全に剥がせなくても平滑になれば次のマットを貼れるのだが。
屋外での長期使用に耐えるマットは決めていないが、昨日YBSでデッキ用に貼る予定のフロア材、アンティスライド・マリン・フロア(https://www.hsmarine.co.jp/SHOP/ANTI150.html)を見せてもらった。まだいくら位になるか見積もっていないが、接着はシーカフレックスを使うし前回のように安くは済まないだろう。
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