2023 0927 T-Cross故障・ミスファイアー

 先週水曜27日に東北旅行に出かけた。T-Crossは今月末に車検を迎えるので9月21日に事前点検を受けた。事前点検では車検前の整備で交換が必要な部品がないかをチェックする。ブレーキフルード、冷却水交換は無条件だが、ブレーキパッド、バッテリー、フィルター類はコンディションによる。制御コンピューターのメモリーもチェックし異常を検出していないかも調べる。3年、27000km弱、気になる不具合はなかったので安心して旅行へ出発した。

通勤ラッシュで東京を抜けるめでに時間がかかり、120km走った羽生PAまで2時間10分かかった。トイレ休憩後快調に走っていたらメーターにアラームが点灯した。エンジン失火の警告(写真の左のメーターのEPCの右)だ。数秒で消えるがまた点滅する。そのうちに力がなくなり速度は80~90km/hに落ち、EPC(エンジン制御システムの警告灯)が点灯。70~80km/hで走行を続け最初のPA、阿武隈PAにに入った。


エンジンを停止し数分休んで再起動するとEPCは点灯しない。PA内で走らせると加速時にノッキングが発生する。3年前のGolf VIでの症状に似ている。このまま旅行を続けるのは諦め、近くにVWのディーラーがないか調べた。最寄りはVW白河サテライトサービス、20km余り先だ。担当メカニックは1人しかいないが、状況なので調べることはできるというので向かった。

加速はノッキングを伴い遅い。回転数を2000rpm以上にするとノッキングはなくスムーズに加速できるのがわかり、マニュアルモードでシフトして走行した。白河サテライトサービスはトヨペットの販売店のごく一部を間借りしている。

待つこと20分程度だったか、ミスファイヤー(失火)でプラグ、高圧コード等の不良が考えられるが、どれも部品はないし当日の修理は無理だろうとのこと。車を置いてレンタカーを借りて旅行を続けることにした。近くの東北新幹線の新白河のトヨタレンタカーには車がなく、そのほか数件電話したが車がない。先週の豪雨被害の影響でレンタカーが出払っていると言われた。結局かなり先の山形のニッポンレンタカーでコンパクトカーを確保できた。

新白河駅までは800mだったが車で送ってもらい、山形新幹線で山形へ。午後にVWから電話があり、3本のプラグの中央の1本が不良とのこと。1本交換すれば当面の問題は解決しそうだが、3本の交換を依頼した。30日にピックアップ。当然のように快調に帰宅した。

これが交換した3本のプラグで、中央の1本にはマジックでマークしてあったので不良のプラグだろう。焼け具合、見かけでの差はない。ちなみに生産時の装着品だがNGKの日本製プラグだ。

Golf VIに続いての旅行での点火系でのトラブル。Golfは8年8万キロ以上、T-Crossは3年弱、3万キロ弱だった。ディーラーの整備診断能力に不信感が拭えない。旅行中は車検前に別の車に乗り換えたいと色々考えた。新車は3週間余りでは難しいだろうし、つなぎの中古車を買うのは結局車検費用より高くつきそうだ。

借りたダイハツのTHOR。初日はどうも違和感が多かったが段々と慣れた。高速や上りでの加速時のCVTのウィーンという音を我慢すればまあ乗れる。560キロ走って燃費は17.5km/L。


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