2023 1017 ポーラ美術館「シン・ジャパニーズ・ペインティング」・仙石原すすき
昨日は国立西洋美術館へ「キュビズム展」を見に行こうかと考えていたが、気持ちの良い天気だし箱根へドライブ。8:30に家を出て環状3号経由で国道1号に入ると最近にしては混んでいた。影取の先まで渋滞が続き、新湘南バイパスに入るのに35分程かかった。その後は順調だったが箱根の登りも宮の下のあたりも流れは遅く、ポーラ美術館へは10:30着。
「シン・ジャパニーズ・ペインティング」展は横山大観から現代の作家の作品まで時代的には100年以上をカバーする面白い展示だ。日本画という言葉は、フェノロサが日本で見た絵をJapanese Paintingと呼び、通訳がそれを日本画と訳したことが始まりだったそうだ。それに従い、今回の展示作品はいわゆる岩絵具を使って描いた日本画ではなく日本で描かれた広範な手法、表現を含んでいる。
第1会場の入るとまずは三瀬夏之介の作品。岸田劉生というとほとんど麗子像しか思い浮かばないが、これはタイプの異なる2作品と並んだ展示。東山魁夷(左)と並んだ杉山寧のこの作品は彼の多数の展示作品の中で気に入った絵。力強さと大きさで圧倒される蔡國強の作品。これは気に入った作品の一つ、マコトフジムラの〈波の上を歩むー氷河〉。作者・題名を撮り忘れたが気になった絵。日本画=岩絵具と思っていたが、色の数を増やすためもあり様々な工夫で新しい絵の具が作られてきたそうだ。
複数の筆を束ねた刷毛は初めて知った。食事はいつものようにアレイで。Table for Twoを食べたのは2度目。ローカロリーが特長だが、野菜が多く、動物性蛋白はエビと小さな魚の切り身だけ。暫くぶりに食べたら私の胃が縮んだせいか結構なボリュームだった。
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