2023 0120 Mini Cooper D Clubman１か月半・1300km
昨日、Mini Clubmanはディーラーで1か月・1000km点検を受けた。車自体に気になる点はなかったが、マニュアルでは分からなかった（見つけられなかった？）ナビとラジオの操作を2点教えてもらった。ナビは行き先のかな入力で濁点と”っ”や”ゅ”の小さな文字の入力、ラジオはスキャンの方法だ。かな入力は分かったが、後者はVWのようキーを1押しするだけではできず旅行等ではかなり不便だ。インフォテイメント・システムの操作性については慣れたとしてもVW Golf/T-Crossに劣ると言える。
以下はこれまでに気づいた点だ。先週の伊豆旅行では2日間で400km余り走り、オドメーターは1400kmに近づいた。2000kmまでの慣らし運転期間は、エンジン回転数は3500rpm以下を指定されている。ほとんどの場面で2200rpm以下で走れてしまうのでストレスは感じない。一般道では大体1500rpm前後で回っているが、そこからの加速は少々の上り坂でもアクセルを少し踏み込むだけでするするというよりスッと加速する。ガソリンの1.2LターボのGolf VI、1.0LターボのT-Crossよりアクセルの踏み込みに対して遅れがなくリニアだ。ゼロ発進でアクセル操作に注意を払わなくてもスムーズに発進することと併せて平坦路でも坂道でも気疲れがない。だが、10km/h前後からの加速は反応が唐突だと感じることがある。例えば交差点で減速して左折したあとの加速で起きる。
ゴーカートフィーリングと宣伝するステアリングは3Dr/5Drに比べればおっとりしていてクイックではない。試乗では最初の曲がり角でT-Crossより重いなと感じたが今では慣れたか重いという感覚はない。ステアリングは遊びがないのでナビ・オーディオを操作したりするときなど、目を離すと直進中でもレーンのセンターから外れやすい点は注意が必要だ。
Golf VI/T-Crossよりどっしり感がある。車重が200kg以上重いせいだろう。またワイパーとパワウインドーの動作音はT-Crossより高級感がある。サスペンションのスプリング自体はT-Crossより硬いようだが、マンホール、高速道路の舗装繋ぎ目、鉄道の踏切では後輪からのショックは小さく、よりサスペンションが動いている感じだ。T-Crossより値段はかなり高いが、コストをかけて作っている印象だ。
購入時は5Drか迷ったが、今でもボディーデザインは5Drが好ましい。Clubmanのフロントは幅が広くてつぶれた印象があるし、グリルの5本のクロームモールが引っかかる。下の写真の特別仕様車Untold Editionはゴールドのトリムが気になり、値段もかなり上がるので購入時には候補からは除外した。だが、希少性（中古車価格が悪くない？）、まだ路上で実車には遭遇していないがクロームの少ないグリルとライト周りの処理は悪くはなかったと思う。トランクのスペースはT-Crossよりは狭いが、5Drにしないでよかったと感じる容量だ。
シートヒーターはものの2分もかからずに効くのでありがたい。2003年の1台目のMini Cooperはオプションのレザーシートを選んだらヒーターが付いてきた。効きはClubmanより遅くほとんど使う機会はなかったが、今回はこれまでのところ重宝している。
燃費は油壺、三浦半島と近場を走って14km/L程で（正確に満タンからの燃費はまだ分かっていない）、Golf/T-Crossと同程度だ。タンク容量はT-Crossより8L多いので給油間隔は100kmは伸びる計算になる。それでも、軽油が大体¥31/L安いので支払う金額は同等だ。上の写真では満タンから581km走ってまだ233km走れる、つまり満タンから800km走れるということだ。ちなみにこの581kmの平均燃費は16+km/Lだった。
観音開きのリアドアは視界を邪魔し、上下にも浅いので後方視野は狭い。これは慣れても時々は不便を感じるだろう。Aピラーが立っていルのでフロントウインドー越しの視野は広い。また、6ライトなので左斜め後方の視野は広い。ロードノイズはT-Crossよりはっきりと劣るとまではいえないが、静かな方ではないだろう。
総じてまだ蜜月時代なのか細かい欠点はあるが運転して楽しく気に入っている。
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