2024 0720 マクログロブリン血症(悪性リンパ腫)#2
2月からイムブルビカの投薬が始まった。まず1日1錠で副作用がないことを確認し、2錠3錠と増やし5か月が経過した。効果は相半ばしている。貧血(赤血球、ヘモグロビン、血小板の減少)の改善は進んでいる。一方でIgMは当初は大きく減少したがその後は微増した後に微減にとどまっている。毎回診察の時は血液検査データと心電図のコピーを渡される。表ではなくグラフ比すると分かりやすいと思い、数年前の特定健診のデータを含めてグラフ化した。血小板が早くから減少していたこと、昨年9月に循環器内科を受診した時にかなり貧血は進んでいたことなどがよく分かる。Excelのグラフ化機能を試してみたが、期間の長さとX軸の測定日の配置、各項目のスケールの調整が分からず諦めた。
赤血球 2/1: 2.76 7/1: 3.86 7/11: 4.18
ヘモグロビン 8.6 12.0 13.0
血症板 58 205 120
IgM 1369 888 884
7/11は予定していた検査日ではなかったが発熱があり受診した。数日前から37度台後半の発熱があったが咳も喉の痛みも鼻水もなかったので風邪とは思えず不安になり受診した。マクログロブリン血症と診断される以前だったらおそらく近くのクリニックにも行かずに回復を待っただろう。CRPが上昇していてウイルス感染、単なる風邪との診断でカロナールを処方された。丸々1週間かかったが確かに自然に治癒した。この風邪の影響で血症板が減少したようだが、赤血球とヘモグロビンの増加は継続しどちらもほぼ正常範囲に近づいた。 胸痛は完全にはなくなってはいない。ときどきふと痛みを感じその日は続くような状況だ。
イムブルビカの薬価は1錠¥10,000余り、3割負担で約¥9,000/日だ。これまでざっと150日経つので¥150万程になる。だが高額医療費補助があるので今までの薬の自己負担は¥34万弱だ。 これがいつまで続くのか、改善が継続するならよしとするが、マクログロブリン血症自体は完治しない病気だ。どこかで投薬は一休みになり様子を見るのか、別な治療法を試すのか?
悪性リンパ腫と聞いた時は余命がどうなるか気になった。しかし、マクログロブリン血症自体でステージで余命がどうなるとかはネットで調べても出てこない。当面は貧血が改善する限りすぐさま生死に関わるような自体にはならないようだ。
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