2024 0925 DIC川村記念美術館
今日は千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館へ。来年1月末から休館することが先月末に発表され、閉館前にもう1度見ておきたくなった。前回6年前に行ったときはサイ・トゥオンブリーの写真の企画展を開催中で、不鮮明で、輪郭が曖昧ににじんだ写真の記憶が残っている。今回は西川勝人、”静寂の響き”が開催中だった。この美術館はモネ、レンブラント等の作品に加えて専用の展示室の7枚のマーク・ロスコの絵で有名だ。それを知ったのは閉館アナウンス後で、前回見ているはずだがなぜか記憶はない。マーク・ロスコの名前と作品が結びつくようになったのは、最近になってFBで何度も作品が表示され実物を見ておきたくなった。専用の多角形の展示室は7枚の絵がそれぞれの壁に掛かり、ぐるりと部屋を囲むように展示されている。照明はかなり落とされていて作品も濃いめの赤、茶系統のため、入室当初は何か作品間の差異があまり感じられなかったが目が慣れるとそれぞれの差がはっきりしてきた。FBで目にした縦長の画面に茫洋とした色面を積み重ねたタイプの絵を見てみたいと思っていたが、それらは初期の作品群のようでお目にかかれなかった。
朝は8:45に家を出て湾岸経由で10:35に美術館着、100キロ弱。ベイブリッジ〜翼橋、大井J前後で渋滞。閉館を知って来館者が相当増えているようで、第1駐車場はほとんど満車だった。
館内は確かにそれなりに人がいたが、絵はまあまあ自由なペースで鑑賞できた。まず見ることになるレンブラント、モネ、ピサロ等の展示室はそれぞれ特段好みの絵ではなかった。全体を通して気に入った絵はジャクソン・ポロックの”緑、黒、茶褐色のコンポジション”(1951)、サム・フランシスの無題(1952)。前者は凸凹した独特の描き方とその色が印象的だった。後者は爽やかな美しさでその一様な模様は布地として壁や服にしてもいいように感じた。昼はレストランでと思ったがなんと19組が165分待ち。
ランチは諦めて広庭園を一回りした。前回の8月にはハスが残っていたが、今回は睡蓮が少々と珍しい桜。桜と紅葉の紅葉も見応えがありそうだ。朝のチケット売り場は空いていたが昼にはそこそこ混んでいた。Googleで近くのレストランを調べて見つけた車で10分弱の創作れすとらん FURAIBO。ローストポークが評判というので、ローストポークとローストサバを注文。ローストポークは薄切りで柔らかかった。
レストランを出た1時過ぎには霧雨が降りだした。帰りは館山道からアクアライン経由。アクアラインに入る頃には雨が止んでいたので海ほたるで一休み。北風が強く海は荒れていた。
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