2024 1022 軽井沢・八ヶ岳旅行(2日目)

2日目の朝は晴れ、浅間山はすっきりと見えていた。 気温は7度台、予報では昼にはかなり上がる。



朝食はスクランブルエッグとふわふわパンケーキのフルーツソースがけをとり分けた。パンケーキが大きく2人で食べきれなかった。前の晩に食べすぎたせいもあったと思う。スクランブルエッグにもトリフをかけてくれた。味というより香り。

レストランのテラスには鳥の餌台があり早くから餌の催促に百舌鳥が何羽も飛んできていた。

朝食をゆっくり摂ったのでホテルを出たのは10時。まず白糸の滝に向かった。駐車場が混んでいるのではと心配して道路沿いの最初の駐車場に止めたが、その先にも空きはかなり残っていた。日本人に加えて中国からと思しき観光客で白糸の滝はごった返していた。紅葉はまだあまりなかった。

続いて鬼押出へ。50年余り前に草津の帰りに友人たちと行った。その時の印象は薄く、その後近くを通ることはあっても訪れる気は起きなかった。今回は久しぶりに訪れる気になった。遊歩道は空いていて小1時間かけて1周したが、そこかしこに紅葉した木があり浅間山も近く、期待した以上に楽しむことができた。



その後マンズ・ワイナリーに向かったが、来た道とは違うルートを通ろうと北に進んでから406号へ。94号で左折してしばらく行くと、たまだれの滝の標識があり寄り道。ここでは3人しか会わなかった。
朝食のボリュームがあり腹が空かなかったので、コンビニでおにぎりでも買って食べようかと思って鬼押出園を出たがこの辺りにはまったくコンビニがなかった。何か売っていそうな店があったのは湯の丸スキー場の売店・食堂。2時だったのでおにぎりは売り切れて、串団子が1パック残っていたのであんぱん1個も買い昼食。ここが日本海と太平洋の分水嶺だそうだ。
軽井沢から西にはワイナリーが多いが今回選んだのはマンズ・ワイナリー。レストランはないが見学と試飲はできる。ホテルまでは遠くないのでここからは妻に運転してもらうことにして、日本では初めてテイスティング。試飲したセットの4種のワインの中で、シャルドネだけは樽仕込みという1クラス上。白ワインではシャルドネが好きで最もよく飲むと思うので期待した。だが、期待した甘みを感じさせるコクが薄く苦味が強目に感じられ、リースリングの方が美味しかった。苦味自体はシャルドネにあるものだそうだがどうも2千円+を払う気はしなかった。赤も好みのカベルネ・ソーヴィニヨンよりもあまり馴染みでないメルローが美味しく感じた。結局、この中からリースリングとメルローを選び、さらにソーヴィニヨン・ブランをお土産に買った。暮れか正月に娘夫婦が来た時に飲もうと思う。

ワイナリーに併設された日本庭園の万酔園。


これがホテルのある別荘地の入り口。前日まさか別荘地の中へ入っていくとは思わずここをやり過ごしてしまった。

夕食は昨日に続いての凝ったメニューだが連泊を考慮してかなりそれぞれ昨日とはしっかりと変えてあった。まずは鹿のパテ・ド・カンパーニュ。鹿であることは分からない。前菜にしてはボリュームがある。

今日はパンのほかにパスタ。ここまででかなり満腹になっているとウェイターに伝えたら、肉は小さめにしてくれることになった。
それでもそれなりにしっかりとした量のローストポーク。影に見えるのは焼いた大きな松茸。いい香り。妻はデザートも考慮してローストポークを半分ほど残した。

おそらくこれまで旅行で食べたディナーで1、2を争うと言える。暖かくあるべき料理がまさに出来立ての暖かさで出るのにも感心した。5年前なら量も今回ほど多いと感じず食べられただろう。もしまた行く機会があれば、量を少なめにしてもらえば最後までしっかり楽しめるだろう。

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