2025 0211-13 箱根・伊豆旅行-1日目:岡田美術館・芦ノ湖・山のホテル
今年の冬も南伊豆へ。最初は1泊で河津桜を見に行こうと思ったが、今年は開花がかなり遅れていて期待できない。小田原か熱海で梅を見ることにし、行ったことがない岡田美術館へ行くことにした。宿は部屋からの海の景色が気持ちいい下田プリンスを予約した。プリンスホテルの中では普通ランクで設備等に古さはあるがすぐ下に白浜が広がりロビーから降りることができるのは嬉しい。下田まで行っても200キロ程度だから1泊で十分だが、ゆっくり回ろうともう1泊することにして箱根の山のホテルを予約した。
11日は祭日なので道路が混むのではと心配したが、国道1号から新湘南バイパスまでは平日よりも空いていた。10時半過ぎに岡田美術館着。驚いたのは撮影禁止の徹底で、カメラ、スマートフォン、携帯電話はロッカーに預けさせ、展示室への入口では空港のように金属検知器と所持品のX線検査(?)がある。展示は1F~5Fまであり、1Fの中国、日本、朝鮮の陶磁器、青銅器、2Fの日本の陶磁器、ガラスを見たところで昼になり別館のレストラン開化亭へ。食事はこの時期うどんだけ。写真は食後回った庭園から見た開化亭。
食後3F~5Fを見たがかなり疲れた。埴輪をこれだけ数多く見たのは初めてで面白かった。日本人としては鼻筋が通っている埴輪が多いと感じた。それに対して目は穴が開いているだけで単純な造形だ。縄文時代の火焔式土器は調理に使ったことが分かっているそうで、その大きさに感心した。庶民ではなく豪族が使ったのだろう。中国の磁器の大皿が多数展示されていたが、これも王侯貴族が宴会等で使ったのだろう。いい天気なので富士山を見ようと元箱根経由で芦ノ湖スカイラインの杓子峠へ。富士山の左手奥には南アルプスが見えた。
湖尻経由で4時前に山のホテル着。
部屋からは芦ノ湖とツツジで有名な庭園が見える。
ホテルであれば食事時以外でも喫茶・軽食が取れるラウンジかカフェがあって欲しい。だが最近泊まっているホテルにはないところが多かった。広々としたラウンジでケーキとコーヒー。これだけで山のホテルに対する評価が上がった。コーヒーもアップルタルト風のりんごパイも美味しかった。山のホテルには1978年、47年前に泊まっている。ちょうど今の建築になった年だった。それ以後2回のリノベーションがあったようで、バスルーム等の設備はきっちりとアップデートされていて快適だった。
1日あまり歩いていないので元箱根の遊覧船乗り場まで散歩。冷たい西風が強く寒い。鳥居の脇に長い行列ができていたので何の騒ぎかと思ったら鳥居を背景に写真を撮ろうとする人たちだった。外国人が多いように見えた。駒ヶ岳。今回あとから思いついてホテルを探したこともあり、山のホテルは安く済ませようとルームサービス付きのプランを予約した。ディナーの写真は撮り忘れたが、下の写真通りの弁当・御前が届けられた。出来立ての温かさはないが、弁当と思えば悪くはない。冷蔵庫にはソフトドリンクに加えて中瓶と缶のビールが何本かあり、それもプランの夕食代に含まれている。家で飲むのはワインと日本酒だけになって随分経つ。久しぶりに一番搾りを飲んでみた。ビールの味に懐かしさは感じなかったし、感激ももちろんなかった。夏の暑い時だと違うだろうか。(2日目に続く)
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