2025 1009 TOTO混合水栓バルブ交換

 2023年4月にリフォームしたキッチンの混合水栓から水が滲むようになったのは数か月前だ。初めはどこから水が出てくるか分からなかったが、レバーを上げて水を出すとレバーと水栓本体の隙間から数cc程度の水が出る。


自然に直ることはあり得ないが、量も少なく実害がないので最近までほったらかしてきた。今週6角ネジを緩めてレバーを外してみた。水が溜まっている。

昔からある蛇口ならパッキンの交換は簡単だが、この混合水栓のバルブの構造は分からないし、分解の方法も見当がつかない。自分でパッキンを買って交換できる可能性は消えた。ネットで調べTOTOメンテナンスのサイトから週明けの修理を申し込んだ。すぐに電話が入り翌日に訪問できるというので金曜の午後に来てもらうことにした。

分解はレンチでバルブの抑えを回して外し、バルブ自体を交換した。保証期間は2年ですでに切れているが、無償でいいという。バルブは設計、製造上の問題があり対策品が出ているそうだ。2年で水漏れにはがっかりしたが、対策品はせめて10年くらいは持って欲しい。作業は10分ほどで終わった。

今回リフォームしたキッチンと風呂の構成品を見ていると、使い勝手は上がっていて高機能になってはいるが華奢というか、耐久性には不安を感じる構成品、部品がある。また見た目を優先して細かな使い勝手が犠牲になっていると感じる部分もある。冷水と温水別々のバルブで調節する蛇口は流石に使う気がしないが、原始的なもののほうが耐久性、交換部品の長期的な入手の面で優っているだろう。

今週SEIKOのダイバーズウォッチを買う前にソーラーにするか機械式にするか迷った。クォーツの精度でバッテリーの交換が不要なソーラーは値段も半額程度だ。しかし、SEIKOは1989年に買ったASTERISKが部品がないのでオーバーホールは受けられないと言われた。機械式ならSEIKO以外での保守の可能性もあるだろう。私自身が使うのはせいぜい10年として、娘・娘婿に譲っても使い続けられる可能性は機械式の方が高そうというのも選択理由だった。

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