2022 1005 「ふたつの旅 青木繁・坂本繁二郎」アーティゾン美術館
昨日はブリヂストン美術館から生まれ変わったアーティゾン美術館を初めて訪れた。
東京駅に着く頃には小雨が降りはじめていたが、地下街を東のはじまで行って地上に出れば目の前だ。以前とは違って銀座通りに出入り口は面していて表示も目立つ。
開催中の展覧会は、「ふたつの旅 青木繁・坂本繁二郎」。青木繁は《海の幸》しか記憶にはない。おそらく小学校の教科書に出ていたのではないか。今回は展示作品の多くが撮影可だった。ほかの美術館から借りた作品は不可だったようだ。これは青木が25歳、《海の幸》を描いてから3年後の作品《わだつみのいろこの宮》で、かなり不思議な絵だ。日本神話が題材だが人物は西洋神話を思い起こさせる。この2枚の絵、《海》と《海景(布良の海)》はその波の様子の違いが面白い。飾る絵としては後者が好みだ。
坂本繁二郎の絵で良かった作品をいくつか。これは《ヴァンヌ風景》。これはフランス留学後の作品《放水路の雲》。フランスは空の色は印象に残ったが、雲の形は興味を引かれなかったそうだ。留学中の作品《帽子を持てる女》。はっきりとした左目と前髪の影にある右目の違いが不思議だ。常設展には10年以上前のブリヂストン美術館時代に見て印象に残っているザオ・ウーキーの作品も2点あった。抽象だから具体的な題名を付けないという。
とはいえこの作品には《水に沈んだ都市》という題名が付いているある。
食後は銀座線で京橋から青山1丁目へ。青山2丁目のMETLIFE青山ビルの秀光ONEショールームで開催中の矢部洋一「海景展」を観てきた。この写真展を知ったのがきっかけで、それだけのために東京目で行く気がせず、開催中の面白そうな展覧会を探した。その結果が上記の青木繁・坂本繁二郎展だった。残念ながら最近の矢部さんの写真は我が家の飾る気がするタイプではなくなった気がした。
坂本繁二郎の絵で良かった作品をいくつか。これは《ヴァンヌ風景》。これはフランス留学後の作品《放水路の雲》。フランスは空の色は印象に残ったが、雲の形は興味を引かれなかったそうだ。留学中の作品《帽子を持てる女》。はっきりとした左目と前髪の影にある右目の違いが不思議だ。常設展には10年以上前のブリヂストン美術館時代に見て印象に残っているザオ・ウーキーの作品も2点あった。抽象だから具体的な題名を付けないという。
とはいえこの作品には《水に沈んだ都市》という題名が付いているある。
ブリヂストン美術館にはまともなレストランはなかった。アーティゾン美術館に合わせてできたミュージアム・カフェで昼食。珍しい牛のネックの煮込み。
食後は銀座線で京橋から青山1丁目へ。青山2丁目のMETLIFE青山ビルの秀光ONEショールームで開催中の矢部洋一「海景展」を観てきた。この写真展を知ったのがきっかけで、それだけのために東京目で行く気がせず、開催中の面白そうな展覧会を探した。その結果が上記の青木繁・坂本繁二郎展だった。残念ながら最近の矢部さんの写真は我が家の飾る気がするタイプではなくなった気がした。
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