2023 0331 Golf VIII TDI Platinum Edition
VWが日本に正式に輸入されて今年で70年。1953年に輸入されたのはVW Type I、ビートルだ。父が1960年に最初に買った車が1953年製のビートルだった。私が社会人になって最初に買ったのもビートルで、1970年製の1500を1976年に買った。1983年、ちょうど40年前にはGolf Iを買っている。70周年を記念してGolfに限定モデルのPlatinum Editionがもうすぐ発売される。発売自体はVW Japanからのメールで知ったが、先週担当セールスから電話があり、モデルの仕様と価格を知った。
基本的にはセットオプションを付けて値引きするという内容だったので、最近の値上げラッシュの中では歓迎だ。ちょっと特別なモデル、例えば特別色でもあればという期待は裏切られた。私が候補として考えていたTDI Active Advanceの場合、自動駐車機能だけは削除されているが価格は32万円、8%下がっている。もう少し詳しく確認しようと土曜にディーラーへ。年度末の値引きも期待した。TDI Active Advanceの場合、もともと安全装備等がフル装備だったので仕様の変更は上記の駐車支援削除以外ない。ボディーカラーは変更、追加色はなかった。Golf VIIIになってボディーカラーはこれはという色がなく、Golfに変えたいという気を削いできた。今回32万円引きに惹かれて、ボディーカラーを見直してみた。私はグレーが第1候補で、次がブルー、赤と続く。妻は赤が好みでグレー、ブルーと続く。一般的にブルーは好みだが、このAtlantic Blue Metallicは光の具合でナス紺に見えそれが好みでない。もっと明るいか、逆に深みのある色ならいいのだが。
妻が選ぶとすればKings Red Metallicというが、地味めだがピンとこない。まあ許容できるが是非という色ではない。
それでも価格は魅力的なので、もう1度じっくり試乗してT-Crossに比較して所有欲が湧くか確かめることにした。そして昨日は妻と1時間弱試乗した。T-Crossで通ると毎回マンホールが気になる近所の通りと60キロくらい出せる長めの上りを含むコースだ。T-Crossより性能的にはかなり上手だがそのコースではそれほど差を感じなかった。ロードノイズも明確な差は感じなかった。マンホールはなあ期待通りによりスムーズに越えていく。ミラー外側で10センチ広がる全幅も気がかりだったが、よく通る電柱で狭くなっている道で格別気にはならなかった。ゼロ発進でのスムーズさははっきりと違い、気にすることなく発進してもスムーズに加速した。これが1番の改善だ。意外だったのはブレーキだ。完全停止する直前にブレーキの緩め方を色々と試したが、最後のかっくんを完全に解消するのは難しく、T-Crossとは異なる。エアコン、ラジオ、ナビ等を画面のタッチで行う操作系はやはり馴染めなかった。慣れるだろうが専用のスライダーバーがある温度調節とラジオのボリューム以外は、複数回のタッチ操作を要する。
Platinum Editionは限定モデルで昨日の時点でも希望の色があるか分からないと言われた。その後は仕様的にはPlatinum Editionと同じの車が2024年モデルとして販売されるが、今年後半になるとともに価格は20万円ほど上昇するという。昨日今日で決めないと手に入らないかもしれないとも言われた。限定車とはいえ期末なので15万円の値引きもあった。半年後車検の時期になると値上げとともに下取り価格も下がる。Golf VIIIが今欲しいか、来年にでも乗り換えたいなら今はチャンスだと言える。
帰路で、そして家に帰って話し合ったが見送ることにした。ブレーキと操作系以外はT-Crossよりさまざまな点で一段上で高級感もある。今の時点でどちらを選ぶかと言われればGolf VIIIだ。しかし、ぜひ欲しいいという気が起きないし、この先7~8年乗る気がするかと言われると自信はない。一般的な車の良さ、乗り心地、機能性では劣るがMiniの方により惹かれることを自覚した。
コメント
コメントを投稿