2023 0622 「イギリス風景画と国木田独歩」@茅ヶ崎市美術館

 今日は昨日から泊まっていた娘と3人で茅ヶ崎市美術館へ。


開催中の「イギリス風景画と国木田独歩」展はコンスタブルやターナーの絵が見られるというので開催前から行こうと思っていた。今回ターナーとコンスタブル以外にも好ましい風景画をいくつか見られたのが収穫だった。作品は郡山市立美術館の所蔵品が多く、続いて府中市美術館、茅ヶ崎市美術館のも数展含まれていた。小品が多く雄大な景色でも迫力という点ではちょっと物足りない感はあった。このパンフレットのコンスタブルの《デダムの谷》は原画は右半分に大きな木が描かれている。実物ではそのせいで遠景が物足りなく感じられた。
パンフレットの裏面。下段左のジョン・マーティン《フレッシュウォーター・ベイ》は小ぶりの作品にもかかわらず青の色使いが目を引いた。フレッシュウォーター・ベイはワイト島の西部にあるが、Googleで調べたがピッタリとこの景色に当てはまる写真は見つからなかった。やはり下段の右の絵もいい絵だ。ただし景色はイギリスではなく箱根だ。アルフレッド・ウィリアム・パーソンズ作の《箱根の秋》でおそらく仙石原だろう。

何点かの作品は撮影可だった。ジョン・クローム《ヘレンドンの眺め》、実物はこの写真より暗い感じで景色も分かりにくかった。
ピーター・デ・ウィント《Whitby》、いい絵だが色調が茶系でそこがピンとこなかった。
これも日本で描かれたがチャールズ・ワーグマンの《西洋紳士スケッチの図》、風景画というよりは風俗画か。昼は館内のカフェ。変わったというか色々工夫を感じさせるメニューだ。これはミートローフだが、中央のレタスが主役に見えた。
食後は茅ヶ崎市公園へ行き海岸の遊歩道を散歩。これは珍しいハマゴウ。

茅ヶ崎市公園にある野球場脇にある国木田独歩の碑。

昼ごろから雨の予報だったが帰りに少し降られただけだった。ここ3年間は新型コロナの影響で海の家はほとんど見かけなかった。茅ヶ崎からの帰りは134号を逗子まで走ったが、今年は鎌倉も逗子もかなりの数の海の家を作っていた。


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