2023 0720 アメリカ原風景ー1:飛行機からの夜景
1986年の秋にアメリカの子会社へ出向することが決まった。そのときまでアメリカはおろか海外出張の経験はなかった。赴任は翌1987年の春、いきなりの赴任もないだろうと事前に現地を訪れることになった。2月末に、赴任するダラスと所属するグループのヘッドクォーターがあったワシントンへ出張した。ダラスのオフィスは、正確にはダラスの北東にあるリチャードソン市にあった。数日間のダラス滞在中は前任者にダラス周辺を案内してもらった。デパート、モール等へ行ったが、アパートに住むつもりでいたので飛び込みでいくつかアパートも見学した。強く印象に残っているダラスの景色・風景は思いつかない。ダラスに数泊してから、グループのトップに面談するためにワシントンに移動した。その日は金曜で、翌土曜日はスミソニアンの航空宇宙博物館とホワイトハウス等を案内してもらった。その日の午後、ワシントン・ダレス空港を出てダラス・フォートワース空港へ向かったが、西に向かうのであっという間に夜になった。その時に窓から見た夜景が忘れられない。真っ暗なところがあるかと思ったが、ワシントンからダラスへのルートでは地上の光が途切れることはなく、町とまでいえないにしろ視界のどこかにはずっと光の点があった。ダラスに近づくと眩い広大な都市の光が広がっていた。ここに数年間住むのだなという思いが浮かんだ。
airplane window view of Dallas, TX at night
https://pin.it/1pGep2p
コメント
コメントを投稿