2023 0725 アメリカ原風景ー3:Gorgeous Sunset(素晴らしい夕陽)
Gorgeous Sunset(素晴らしい夕陽)
1987年5月からのテキサス州ダラスでの暮らしは、通勤を含めて移動は基本的に車を使った。車のラジオでよく耳にし、記憶に残っている言葉の一つは、”gorgeous sunset”、”gorgeous weather”だ。ゴージャスを日本語にすると豪華、華やか、華麗と覚えていたが、天候の形容に使われるとは知らなかった。そう言えば、gorgeous ladyと女性の形容にも使われるのも日本ではお目にかかっていなかった。夕陽の形容にgorgeousが使われるのかと新鮮に感じられたが、ダラスで目にした夕陽はまさにgorgeous sunsetを納得させるものだった。ダラスの北に接するPlanoに住んでいたが、家からちょっと行けば広い空き地が広がり太陽が地平線近くに沈むのが見られた。今住んでいる我が家からも富士箱根から伊豆の山々に沈む夕陽は素晴らしい。山に日が沈むので、ほぼ地平線に沈むダラスに比べる、太陽が山の影に入ると一気に暗くなるようだ。地平線に太陽が沈むと暗くなっていくのが遅く、じっくりと夕焼けが楽しめる気がする。ダラスは関東に比べると年間降水量は約半分で、雨が降る日も少ないし湿度も低い。青い空を楽しめる日数は多いし、夕陽を楽しめる日も多い。雲のおかげで夕焼けはさまざまな表情を見せるが、ちょっとした雲の具合でせっかくの夕焼けが尻切れとんぼになることもある。
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