2023 0805 ヨットの絵:アテネウム美術館@ヘルシンキ

ひょんなことから面白い絵を見つけた。Magnus EnckellのVeneitä rannalla, 1902というヨットの絵だ。タイトルの英訳は多分"Boat on the beach"だ。所蔵しているのはヘルシンキの国立美術館アテネウム美術館だ。今朝、FBを流し見していたときに印象派的な海辺の絵を見た。あとで見ようと所蔵がアテネウム美術館で20世紀初頭の作だとは確認した。作者の名前は覚えられなかった。その後FBを見たがその投稿はもう出てこない。アテネウム美術館のサイトで見つからないかと調べたら、その絵は見つからずにこの絵に出くわした。

ヨットが今まさにビーチに乗り上げた場面だ。セールは風ではらんでいて、少なくとも1m位は砂浜に乗り上げている。船尾でろを持っているのは少年でまだ、力を入れて操船している様子だ。前の女性2人も少女か帽子の女性は下を向いているので乗り上げた様子を確認しているのか。セールのシートを持っているのは誰かは判断できないが、シートは少年の足元に伸びているように見える。


Magnus Enckellは象徴主義の画家でもあったし、ポスト印象派の絵も描いている。この絵は後者の時期の作品だ。

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