2023 1213 モネ展@上野の森美術館

 モネの絵は好きだが、今回の展覧会はチケットが¥2,800と知り、見にいくか躊躇した。しばらく前は¥1,500~¥1,600が相場だった。最近の企画展は¥2,200くらいが相場か。だが連れ合いが行こうというので昨日インターネットでチケットを予約した。10時から30分毎の枠で予約するが、午前はすでに埋まっていた。昼を食べてみるのもいいだろうと13:00~13:30入場のチケットを予約した。

今朝は11時半に上野駅に着き、国立西洋美術館のCAFEすいれんへ。珍しく待つことなく席に案内された。席はまだ空きがかなり残っていた。ル・コルビュジエ プレートは、前菜 / 季節のスープ / 生ハムとモッツァレラチーズのオープンサンド / フィジリのミートソースパスタで¥1,800。若向きとはいえない適度なボリューム。食後まだ早かったので上野公園を一回り。まだきれいなイチョウが残っていた。


1時前に上野の森美術館に着くと入り口に行列が見えた。

すでに13:00~13:30の入場が始まっていて、10人ほどの行列はほとんど止まることなく数分で入館。上野の森美術館は2回目だが、エントランスホールもなく入るとすぐに展示室で慌ただしい。中はかなりの混雑で混んでるところにとどまらず空いているところから見て、混んでるところは戻って見るよう案内していた。印象派を始める前の絵は見た記憶がないが丁寧な落ち着いた絵。「ザーン川の岸辺の家々」は好ましい絵の一つだ。「モネのアトリエ舟」も面白かった。5年前に見たドービニーのアトリエ舟はセーヌ川を下って海まで行ったセール付きだったがこちらはマストがない。今回の展示では同じところを何回か描いた絵がいくつかあった。「エトルタのラ・マンヌポルト」、「プールヴィルの断崖」がそうだし、連作と呼ばれ同時進行で何枚も描いた絵、「積みわら」、「クルーズ渓谷、曇り、日没」「、テムズ川のチャリング・クロス橋」等も面白かった。今回の展示ではこれはという色調の絵は見つからなかった。撮影可の絵も少なからずあったが、そういう理由で撮りそびれてしまった。このポスターの絵も印象は以前の絵だ。値段の高さ、混雑具合も影響してちょっと物足りない展覧会と感じた。

美術館は狭く図録、複製画等は別棟の売店で売られていた。そこの行列の方が進むのが遅いようだったので諦めて帰ることにした。

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