2024 0223 Corpus Christi(Nora 21)レストレーション
今乗っているヨットNora 21(Corpus Christi)は2017年10月に購入した。以来6年余り、レストレーション・修理・改善を重ねてきた。細かい点まで数えれば70項目を超える。船齢が40年を超えるので気にしだしたら切りはない。2022年の暮から去年の秋にかけてはコックピットとキャビントップの後半のゲルコートを大々的にサンディングし塗装し直した。きっかけとなったのは写真右下のコーミングにある2箇所のゲルコートが剥げたところ。
1日目はコーミングだけサンディング。後はどんどん広がっていった。涼しくなってデッキシートを貼って完成。
残っているデッキとキャビントップのゲルコートは、コックピット周りより状態は良く、セーリング中はほとんど目に入らない。7か月セーリングができなかったので、しばらくはそのままでセーリングを楽しむことにした。
夏にセーリングを再開して1か月余りたった9月に心臓弁膜症が判明した。登山やウィイトトレーニングはやめた方がいいと言われた。当面はセーリングに支障はないが、ハリヤードの上下やジブシートの引き込みでは無理をせずウインチを使うのが賢明だろう。追い討ちをかけて冬には悪性リンパ腫だと診断された。ようやく今月から投薬治療が始まったが、日常生活にはほとんど影響はない。とはいえ貧血症状が改善して安定しないと数か月に及ぶ残りのデッキ改修のような大工事を始めようという気はしない。工事の途中で売却のはめになると面倒だ。
6年前に購入を決めた時から直したかったことがある。ハルを黒からダークグリーンに塗りかえることとセールを新調することだ。メインセールは標準よりもラフとフットが短く順風以下でパワー不足だ。どちらも自分で特段する作業はなく、塗装屋さんとセール屋さんに注文すればいい。両方でざっと50万円はかかるので今まで放置してきた。すぐに売却となると船齢40年以上だし売却価格でのリターンは余り望めない。油壺周辺をデイセーリングしている限りセールのパワー不足も我慢できないほどではない。ということでさあやろうという気は起きない。
3年でT-CrossをMini Clubmanに換えるのに比べれば50万円ははるかに安い。ヨットに対する関心とこだわりが車に比べて弱くなったのかもしれない。車は週に何回か乗るが、ヨットはせいぜい月に2回だ。車を趣味だとはっきりと自覚したのはヨットより遅い。しかし車は8歳の頃から本を見たり、街中で見たりずっと好きだった。
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